- 2009-01-28 (水) 23:18
- リーダー/マネジメント
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![]() | 実用企業小説 プロジェクト・マネジメント (2004/01/07) 近藤 哲生商品詳細を見る |
著者は、ウィンアンドウィン代表取締役であり、プロジェクトマネジメントの技術コンサルタントで活躍している近藤哲生氏です。
以下の本の著者でもあります。
![]() | はじめてのプロジェクトマネジメント 日経文庫 (2005/05/14) 近藤 哲生商品詳細を見る |
本書は、タイトル通りプロジェクトマネジメントを題材とした小説です。
内容は、最初から赤字決定の最悪プロジェクトに前任PMが倒れたということから新任PMとして任命された主人公が「人を幸福にするプロジェクト」を目指し、プロジェクトを成功させるというストーリです。
この「人を幸福にするプロジェクト」ってのが良いですね。
このプロジェクト、私も参加したいです。
そして、プロジェクトを成功に導くにあたってPRP(Project Re-Planning:計画の再設定)やDPM(Decision and Progress Meeting:リーダーによる意思決定会議)などマネジメント技術が利用されており、わかりやすいです。
さらに、章末ごとにその章で導入されたマネジメント技術の説明が書かれており、学習書としても役に立ちます。
なんといっても本書は、モチベーション下がりまくりのプロジェクトメンバがだんだん活き活きとしてきて、それがプロジェクト関係者全体に伝わっていき、全員一丸となってプロジェクトを成功に導いていくというところが痛快で読みどころでしょう。
ビジネスマンなら、絶対元気が出ます。
小説としても面白いし、さらにマネジメントの技術が簡単に理解できるということで、★5にさせていただきました。
評価:★★★★★
目次は以下の通りです。
まえがき
第1章 空転――新たなる失敗の始まり――
白羽の矢/生贄/誰の責任?/すれ違い
プロジェクトノート1――プロジェクトの実態
第2章 悲願――絶対成功させてやる――
変わり者/人を幸福にするプロジェクト/立て直し/かすかな変化
プロジェクトノート2――プロジェクトの成功条件
第3章 再生――挽回への青写真――
自律の引き金/最悪値からの出発/小さな一歩
プロジェクトノート3――プロジェクトの成功基盤
第4章 交感――絆が壁を打ち砕く――
自分たちの計画/さらなる壁/同郷の2人/入り口へ
プロジェクトノート4――つくる体制とつくる物を明確にする
第5章 宣言――成功するべくして成功する――
プロジェクト・リ・プランニング/幹部のほほえみ/シンプルな運営/新しい管理の発明
プロジェクトノート5――PRPとDPMの考え方
第6章 変身――問題発見を喜ぶ風土――
チームプレイ/問題を見つければ成功に近づく/群れはずれの技術者/孤独からの解放
プロジェクトノート6――プロジェクトの高速回転と成長
第7章 前進――リズミカルに、スピーディーに――
ありのままの報告/ペアシステム始動/リズム+スピード=モチベーション/宝探し
プロジェクトノート7――品質の向上とメンバーのモチベーション
第8章 突破――学習するプロジェクトの底力――
非常事態宣言/絶対、いける/好意的な苦笑/親父の言葉
プロジェクトノート8――強いプロジェクトの証
第9章 成功――この二文字の大きさと重さ――
成長の証/最後の峠/有終の美/自慢話
プロジェクトノート9――成功の最終条件
第10章 伝承――新たなる成功の始まり――
成功の財産/顧客の喜び/プロジェクトの同窓会
プロジェクトノート10――プロジェクトの成功スパイラル
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