- 2009-01-25 (日) 14:44
- 経営/戦略
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![]() | 経営に終わりはない (文春文庫) (1998/07) 藤沢 武夫商品詳細を見る |
著者は、本田技研工業を創業者である本田宗一郎氏と二人三脚で世界的企業にした藤沢武夫氏です。
本田氏は社長であり技術担当、藤沢氏は副社長であり経営担当でした。
本書は、そんな著者の自伝的経営指南書です。
本書には、二人の出会いからマン島T・Tレース出場、役員の大部屋、アメリカ進出、スーパーカブ発明秘話、4輪車進出、そして本田氏と共に退職まで、著者がHONDAと共に歩んだ人生が詰まっています。
著者の夢は、「誰かをとっつかまえて、いっしょに組んで自分の思い通りの人生をやってみたいと思っていました。大きな夢を持っている人の、その夢を実現する橋がつくれればいい。」だったそうです。
誰かの夢を実現させる手伝いをするという夢もあるんだと考えさせられました。
こんな藤沢氏だからこそ、本田氏と一緒にHONDAを成功させることができたのでしょう。
そして、驚くべきことに、藤沢氏は以下のことを全部自分で考え出していたことです。
・昭和43年に専門職制度開始
・技術者の層を厚くするための文鎮型組織の研究所を設立
・役員全員を一つの大部屋にし、集団思考の高い体制を作る
・絶対売れると自信があり実際に売れたスーパーカブを発案
・後継者のための組織作り
現代の経営理論に合致する内容を昭和30年代、40年代に実行しているんです。
この非凡な才能には驚かされます。
すべてのビジネスマンに読んでいただきたい。
素晴らしい一冊です。
目次は以下の通りです。
1 生命をあずかる仕事
2 思いがけぬ危機
3 本業以外に手を出すな
4 万物流転の法則
5 経営者の心構え
6 模索と学習の日々
7 たいまつは自分で持て
8 海のむこうへ
9 頭の切り替え
10 本田かぶれ
評価:★★★★★
本書は、以下の本で紹介されていました。
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