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自動車1台は10万円-牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学


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えっ、牛丼1杯9円しか儲からないの!?と身近なもので会計ではなく経済がわかる本です。

なぜ、会計ではなく経済かというと、この本は現役バイヤーで調達業務評論家の坂口孝則さんが書いた本だからです。
モノの価値を見極めるプロであるバイヤーさんが書いた本だからこそ、需要と供給が基本の経済が見えるのです。

牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書) 牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書)
(2008-01)
坂口 孝則
★★★★☆
amazon.co.jpで詳細をみる

本書は、タイトルにある牛丼など身近なものの利益を求め、モノの仕入れから原価、儲ける仕組みが仕入れるというバイヤーの立場から説明されています。
掲載されている身近なモノは、以下のモノです。

・牛丼
・ブランドバック
・高級テレビ
・コーヒー
・自動車

そして、仕入れから見た利益を生む「工夫」と「不正」の境界が語られます。
次には売り手と買い手の仁義なき戦いと利益と仕入れの仕組みが語られており、バイヤーのみならず営業や経営者にも有効な知識が詰まっています。

商品のことを知らない相手に高く売りつけるには、次の方法が有効だといいます。

1 みだしなみや対応をしっかりする
2 商品に関する相手の知識レベルを知る
3 商品のメリットだけではなく、デメリットを紹介することで、相手に売り手のことを信頼に足る人だと思わせる
4 大手企業をはじめとする他の客も、同じような仕入れをしていると安心させる
5 価格については「こういうものだ」と言い切る
6 交渉の最後では、あえて引いて、相手に考える時間を与える。こちらはどうしても売りたいわけではない、とアピールする
7 最後に相手のことを思いやったような発言をして席を立つ

う~ん、方法が巧妙です。管理人はだまされそうです。

そして、坂口さんは、利益を上げる仕入れを行うための3つの必要なものは以下だと言います。

1 安いところから買ってくる
2 安いものをつかう
3 仕入れ品を上手く使う

そして、これを実践するためのテクニックが紹介されています。
たとえば、

為替を利用する
時間差を利用する
仕入れ品を上手く使う
一度つかったものは使い切る

などです。
普段の生活にも役に立つ節約方法などもあり、お得感一杯です。
内容もわかりやすく書いてあるので気軽に読めます。
仕入れのことがちょっとわかってタメになりました。

評価(牛丼30杯の利益が食い逃げ1杯分で赤字):★★★☆☆

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