- 2010-02-21 (日) 1:40
- 経営/戦略
この記事は約 8 分で読めます。
今回は、ちまたで人気・絶賛中の一冊「FREE」です。
経営の本です。それも、Googleなどの無料サービスやオープンソースなど無料なのに儲かる仕組みが書かれた本です。
時代は、無料のサービスが増えてきています。この流れに乗らなければ、生き残れませんよ。
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
![]()
(2009-11-21)
クリス・アンダーソン
★★★★☆
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著者は、「ロングテール」の著者でもある米国雑誌「ワイアード」誌編集長のクリス・アンダーソンさんです。
ロングテールという言葉を世に知らしめた方ですね。超人気な方です。
さすがというか、満を持してというか、うまいところをテーマにしてきますよね。
管理人もタイトルでやられましたね。読まなきゃヤバいって。
ネット上でもまだ話題になっていて、352ページで構成されていて、結構ボリュームのある本なんですが、みなさん読んでる読んでる。
このページ数だと、3.4cmも厚みがあるんですよ。そして、重さは498gですよ(実際にデジタルスケールで量ってみましたよw)。電車で立ちながら片手で持って読むには、かなり苦痛で、ある意味、筋トレしてる俺ってかっこいい状態ですよ(なんだそれ)w
こんな本なのに、ネットでは普段あまり本を読んでいない方たちまで読んでいるようで人気の度合いがものすごいですな。
で、内容なのですが、無料で成功している経営・戦略が書かれています。
古くは、ジレットのカミソリ無料配布からネットの無料サービスまで幅広く、無料について解説されています。
「なぜ、無料なのに利益を得られるのか?」「なぜ、無料で成功できるのか?」「無料を選ぶ根拠は?」
がわかるんですよ。これは、結構みんなが疑問に思っていたことだと思うんですよね。それを、まんまと書いちゃったという、かなり興味深い本です。
無料といえば、思いつくのが「広告収入によるビジネス」ですよね。でも、そんなの誰でも思いつくことで、成功しているのはそんな方法ではない、もっと奥の深い仕組みによるビジネスなんだということがわかり、管理人的には、かなり衝撃的でしたね。まあ、知ってたものも多かったのですが。
特に管理人のツボだったのは、以下の話題でしたよ。
- 中国でのWindows海賊版もMicrosoftの収入を増やす材料となる
- 著作権無視のMP3のネット配布も著作者に利益を与えている
- 歌を売るのではなく、歌を無料化して儲ける
- フリーは陰でそのツケを払わさせるのではない。
かなりタメになる本でしたよ。
だけど、このボリュームは管理人的には要らなかったかなと。
管理人は一通り読みましたが、興味のあるところを拾い読みするだけで十分だったかなと思います。
それだけでも、十分ためになるっていうことですよ。オススメの本です。
評価(無料化するならライバルよりも先にやれ。これ鉄則):★★★★☆
| いつも応援ありがとうございます。 |
【目次】
プロローグ
第1章 フリーの誕生
無料とは何か?
第2章 「フリー」入門
──非常に誤解されている言葉の早わかり講座
第3章 フリーの歴史
──ゼロ、ランチ、資本主義の敵
第4章 フリーの心理学
──気分はいいけど、よすぎないか?
デジタル世界のフリー
第5章 安すぎて気にならない
──ウェブの教訓=毎年価格が半分になるものは、かならず無料になる
第6章 「情報はフリーになりたがる」
──デジタル時代を定義づけた言葉の歴史
第7章 フリーと競争する
──その方法を学ぶのにマイクロソフトは数十年かかったのに、ヤフーは数ヶ月ですんだ
第8章 非貨幣経済化
──グーグルと二一世紀型経済モデルの誕生
第9章 新しいメディアのビジネスモデル
──無料メディア自体は新しくない。そのモデルがオンライン上のあらゆるものへと拡大していることが新しいのだ
第10章 無料経済はどのくらいの規模なのか?
──小さなものではない
無料経済とフリーの世界
第11章 ゼロの経済学
──一世紀前のジョークがデジタル経済の法則になったわけ
第12章 非貨幣経済
──金銭が支配しない場所では、何が支配するのか
第13章 (ときには)ムダもいい
──潤沢さの持つ可能性をとことんまで追究するためには、コントロールしないことだ
第14章 フリー・ワールド
──中国とブラジルは、フリーの最先端を進んでいる。そこから何が学べるだろうか?
第15章 潤沢さを想像する
──SFや宗教から、〈ポスト稀少〉社会を考える
第16章 お金を払わなければ価値のあるものは手に入れられない
──その他、フリーについての疑問あれこれ
結び──経済危機とフリー
巻末付録1 無料のルール──潤沢さに根ざした思考法の10原則
巻末付録2 フリーミアムの戦術
巻末付録3 フリーを利用した50のビジネスモデル
日本語版解説(小林弘人)
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