- 2009-10-17 (土) 16:37
- 小説
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今回は、ジェットコースターサスペンスです。
外国小説は久々ですね。かなり面白かったです。
数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)
(2009-08-04)
アダム ファウアー
★★★★☆
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数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)
(2009-08-04)
アダム ファウアー
★★★★☆
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著者は、本書で「第1回世界スリラー作家クラブ新人賞」を会得したアダム・ファウアーさんです。
本書は、2005年に発刊され、2006年に翻訳されました。今回は待望の文庫化ですね。
内容は、天才数学者ケインがポーカーで負け12000ドルの借金を作るところから始まります。しかし、ケインは、神経失調の治療の中で驚異の能力を身に付けます。
その能力とは、「ラプラスの魔」でした。この能力に目を付けた研究者たちがケインを執拗に追いかけます。そして、ケインと研究者、FBI、政府の秘密研究機関などが入り乱れてストーリーは進みます。ケインは、実現できそうもないことを後から後から実現し、難局を切り抜けていきます。それも、ケインの行動は、結果予測ができないような複雑な結果をもたらします。そのため、行動の結果がだんだん理論的に明らかになっていくのは、新しい感覚の快感です。
あっという間に読んでしまいましたね。
ただ、出だしがちょっとダラダラしてましたね。今後のストーリーで明らかになる布石がたくさん出てくるのですが、その場では意味がわかりませんので、なんなんだこれは?と首をかしげるようなことが多く、ストーリーの中にちりばめられていた方が良かったですかね。
それでも、上巻の真ん中あたりから、目が離せなくなります。
最高です!
特に理系な方にお薦めの作品です。数学でこんな能力が手に入れられたら最高ですね。
評価(確率論は最高の能力):★★★★☆
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